大会2日目
 
 プー太郎生活3257日目。
 興南が勝つには先取点が不可欠。
 先制して、1-0か2-1で勝つしかないと思っていた。
 というのも、2010年のチームと比べるまでもなく、興南打線が非力だからである。
 しかし、先取点を取ったのは大阪桐蔭。
 3回に先頭の岡江が1、2塁間突破のライト前ヒット。
 それまで左腕の田崎に打者6人が抑えられていただけに、チームに勇気を与えるヒットであった。
 その後、バントは失敗したものの、9番のピッチャーの中野がフォアボール。
 田崎には、このフォアボールが痛すぎた。
 ここで1番のU18メンバーに選ばれた吉田が右中間にタイムリースリーベース。
 続く宮本もセンター前に会心のタイムリーヒット。
 左バッター2人が好左腕からの見事なヒットだった。
 4回にはワンアウトから6~8番が3連打で満塁。
 そこから押し出しと併殺崩れで2点を追加して、大阪桐蔭が5-0とした。
 それで勝負あり。5回以降は2安打のみだったが、大阪桐蔭の快勝であった。
 興南のピッチャーが好左腕の田崎ということでラマルを起用するかと思ったが、ラマルはベンチスタート。
 代打で出て来てヒットを打ったが、守備には着かせてもらえなかった。
 ムーミンは、ラマルの守備力をそれほど評価していないわけだ。
 大阪桐蔭の先発は大阪大会の決勝戦で15奪三振の森かと思いきや、中野だった。
 その中野は好投したが、如何せん、興南打線が打てなさ過ぎた。
 散発4安打では、どうにもならん。
 ところで、背番号1の平嶋の調子はまだ戻っていないのか? 
 それでも投手層がクソ分厚い大阪桐蔭には致命的ではなかろう。
 それより途中で交代したセンターの吉田が心配だ。
 次戦以降、吉田を欠くとなるとハガい。
 次戦以降か…。
 健大高崎と大阪桐蔭が3回戦で当たる組み合わせが実にもったいない。
 それにしても、朝ドラトラップがないのはいいな。BS・朝日4K様々である。
 今年は第1試合に見たいカードが多いので、朝ドラトラップがあったら暴れているところである。
 第1試合はBS・朝日4Kで試合終了まで見た。ゲスト解説が高嶋翁だったし。
 ただし、インタビューからはNHKに変えた。
 ムーミンのインタビューを聞きたかったんじゃい。
 相変わらずムーミンは無難なことしか言わんな。
 今の時代、不遜な発言をしたら猛バッシングに遭うから、それは当然と言える。
 5試合目にして初めてゲンダイの「初戦で勝つ高校、負ける高校」が外れた。
 ゲンダイは、「明豊が小松大谷を倒す」と予想していたのである。
 それはわしも同じ。春の九州大会を制した明豊が勝ち進むとの予想だった。
 しかし、「初戦で勝つ高校、負ける高校」はやり過ぎ。
 以前の「トトファンに贈る」との見出しはなくなったにせよだ。
 試合は初回に3点ずつ取り合ってから試合が落ち着き、5回まで3-3で進んだ。
 6回裏に明豊が1点を取って前に出たところで、明豊の川崎監督は守備固めに入った。
 「まだ早い」と思ったところ、案の定、7回表に逆転され、8回表にも2点を追加された。
 終わってみれば、ヒット16本を打った小松大谷の力勝ち。
 星稜や日本航空石川を予選で倒してきただけのことはある。
 明豊としては、自慢の打線がそれほど振るわなかったのも敗因の1つである。
 4回裏のツーアウト満塁のフルカウントから3番バッターがボール球を打ってピッチャーゴロに倒れたのが痛かったな。
 これで2回戦は大阪桐蔭-小松大谷となった。
 故・茨城の暑苦しく「子供達が、子供達が迫る」おっさんは「2回戦が甲子園で最も難しい」と言っていただけに、ムーミンは締めて掛かろう。
 第3試合をNHKで見ようと思ったら宮﨑で震度6弱の地震ということで、地震関連のニュースの金太郎アメだった。
 なら、BS・朝日4Kだ。
 ホント、J:CОМ機器を変えていて良かったぜ。
 京都国際-札幌日大は、初回の京都国際の4点が大きくものをいった。
 それにしても、中崎の出来が悪かったな。12本もヒットを打たれるとは。
 京都大会での準々決勝以降の戦歴で、京都国際を買い被っていたか? 
 中崎が今日のような出来だと、2回戦で当たるであろう花咲徳栄戦は危ういと見た。
 あに? 「今後1週間ほど、南海トラフ地震に注意」だと? 
 この前四国南部で大きな地震があったばかりだし、これはヤバいな。
 南海トラフ地震が起こったら高校野球のどころの騒ぎではなくなる。
 大会が中止になるのは必至である。
 それより何より日本の経済が大ダメージを受けて日本沈没となろう。
 とにかく、そんな大地震が発生しないことを願うしかない。
 明日は4試合日。とりあえず、4試合を楽しみたい。了