アンチ大谷は居るか?

 
 プー太郎生活3361日目。

 東洋大姫路が二松学舎を6-1で降した。

 安打数は東洋大姫路が11、二松学舎が10で1本差だったものの、試合としては東洋大姫路の完勝であった。

 早実が都大会で優勝していれば東洋大姫路の胸を借りられたのによ。

 負けはしたものの総合力では早実が二松学舎より上だから、二松学舎よりは善戦したと思われる。

 これで明日の準決勝の第1試合は東洋大姫路-横浜となった。

 事実上の決勝戦と言えるこの試合ではエース同士の投げ合いが見たい。

 10時にプレーボールなので、9時までには起きる必要がある。今日も早めに寝よう。

 小次郎と散歩していたら、正面から歩いてきた若いカップルの女の方が
、「アンチ大谷って、居るのかしら?」と、男に尋ねるのが耳に入った。

 スッとすれ違ったので男の返答はわからなかった。

 
「聞いたことないな」が無難な返答であろう。

 廣岡達郎氏みたいに、
「世の中、色んな人間が居るから、居るはずだよ」と、斜に構えた答えをしたら振られるかもしれん。

 そういやベースボールマガジンのコラムで廣岡氏はついぞ読売のリーグ優勝を称賛しなかったな。

 
「こんな巨人が優勝したら、私は野球界から足を洗う」と書いていたので、読売を褒めなかったわけだ。

 その廣岡氏も、大谷のことを腐したことは、わしの記憶する限りではない。

 大谷は非の打ち所がないからな。さすがの廣岡氏もけなしようがないのだろう。

 話はアンチ大谷に戻って、野球好きならば、アンチ大谷は居ないと思われる。

 ‘とっつぁん’のような野球嫌いの中には、
「騒ぎすぎ」とか言って、大谷を嫌っている奴も居るだろう。

 わし? 特に大谷ファンではないが、アンチでは断じてない。

 昨日や今日のメジャーファンではないわしは、大谷の成績が偉業の究極タイガーに近いことを十二分に認識しているからである。

 大相撲の優勝争いは琴櫻と豊昇龍に絞られた。

 残りの対戦相手を考えると、豊昇龍がやや優位か? 

 協会幹部連としては琴櫻の初優勝を願っていよう。

 そして、
「来場所も」と考えているに違いあるまい。

 喉から手が出るほど横綱が欲しい協会は、この際、豊昇龍でもいいと思っているか? 

 それでもやはり日本人横綱の方が望ましいわな。

 一番困るのは、優勝した大関が翌場所コケることである。

 注射相撲やモンゴルシンジケートがあった時代と今は違うから、そう簡単に横綱が誕生しないことは南海権左でもわかる。

 今日のベネズエラ戦は点の取り合いとなった。

 6回表に3-5と逆転された際は負けを覚悟した。

 だから、わしは早計なんじゃい。

 その裏に6点というビッグイニングを作ったが、坂倉の1点差に迫るホームランが大きかった。

 牧の満塁ホームランは打った瞬間であった。

 だからといって、絶叫マシーンにはならなかった。

 これがWBCだったら、クソ余裕で絶叫マシーンだったが。

 次回のWBCではベネズエラと準々決勝で当たる公算が大きい。

 アルトゥーベ、アクーニャ・ジュニア、アラエス、サルバドール・ペレス、サンタンデールらメジャーの超一流どころが揃うベネズエラ戦が大きな山になるのは間違いない。

 今日勝ったことで決勝戦への進出が決まった。

 日曜の試合が決勝戦か3位決定戦かでは雲泥の差。

 何はともあれ、決勝戦進出は良かった。

 ん? まだ決まっていないのか?

 これまた早計であった。

 とはいえ、圧倒的に優位な立場ではある。

 さ、今日もあとは寝るだけだ。

 ティップネスに行ったし、今日は不毛な日ではなかったと思うが…。了

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