計算外の失費
プー太郎生活3373日目。
自転車に乗ったのは約10か月ぶりである。
約10か月前に青色申告会で確定申告をして以来たぁよ。
その日は後輪の空気が抜けていて、青色申告会からの帰りに近所の自転車屋で空気を入れてもらった。
自転車屋のオヤジに、「ちょくちょく乗らないと、また空気が抜けますよ」と言われたのだが…。
そうだろう、そうだろう。今日も後輪の状態がクソおかしかった。
それでも近くの自転車屋に寄らずに、青色申告会まで自転車を無理に漕いで行った。
青色申告会には予約時間の10分前に到着したが、いつも指名している人が他の奴に対応していて待たされた。
読み残しのゲンダイを持って行って正解だったわ。
しかし、そんなんだったら、自転車屋で空気を入れてもらえば良かったな。
20分ほど経って、いつも指名している人がわしを呼びに来た。
その時は気がつかなかったが、対面して、その人の顎が二十顎になっていることに驚いた。
10か月かそこらで、そんなに太るものなのか?
廣岡達郎氏の言うところの、「メシの食い過ぎですよ」だろう。
今回はそれほど入力ミスはなかったものの、青色申告会での確定申告の前に税務署で処理する必要がある件があることを指摘された。
確定申告時の税務署はクソ混むので、ラインで税務署を友達登録して、ラインから予約するとスムーズに行くそうである。
が、ラインの友達登録のやり方がわからねぇ。
かくも、わしはデジタルクソ音痴なのである。
税務署は青色申告会のすぐ傍にあるので、帰宅する前に税務署に寄ることにした。
税務署ではさして待たされず、親切にラインの友達登録のやり方を教えてもらった。
さらに、予約は早いもの勝ちであることを知らされた。
その方法も聞いたから、税務署に出向いて正解だったわけだ。
しかし、帰りも難儀したぞ。
後輪の空気が抜けているので、漕ぐのにえらく力がいったのである。
ようやく家の近所の自転車屋に着いて、自転車屋のオヤジに空気を入れてもらうように頼んだ。
ところがである。後輪がパンクしていることが判明したのである。
「無理して漕いだことでパンクしたようですね」だと?
かぁぁ。やはり青色申告会に行く前に自転車屋で空気を入れてもらうんだったわ。
仕方ないので、後輪のタイヤを交換した。
お代は4,000円。まさに「計算外だよ、玄大佐」の失費だ。
ただ、消費税込みだったのは有難かった。
空気入れの料金も110円ではなく100円だし、その辺は良心的である。
今度はオヤジのアドバイスに従って、自転車にもっと乗るようにしたい。
話は変わって、元日本代表の稲本潤一が引退表明したというニュースに触れた。
稲本も45歳か。わしが歳を取るはずだ。
稲本といえば、2002年のワールドカップで2得点と活躍したことで知られる。
それでイタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙が稲本をベスト11に選出した。
同紙は、イタリアからも誰だったかは忘れたが、1人ベスト11に入れた。
日本もイタリアもベスト16で敗退したから、その両国からベスト11が出ることは普通はない。
そこで自国に選手を選ぶことを正当化するために、アリバイ的に稲本をベスト11に選んだわけである。
当然のことながら、ガゼッタ・デロ・スポルトは韓国からは1人も選出していない。
そういや、稲本の代理人の着メロが三菱ダイヤモンドサッカーのオープニングテーマ曲だったな。
三菱ダイヤモンドサッカーは、今や伝説のサッカー番組となっている。
さて、わしの全ての仕事からの引退はいつになるか?
あと4年はチマチマでも仕事をしたいと思っている。
その理由については、ここでは申し上げない。了