指名か否か?

 
 プー太郎生活3409日目。

 今日の青色申告会での予約時間は午後2時半。

 パンクチュアルが数少ない売りのわしは2時10分に到着した。

 受付で指名の人の名前を書くと、待合室で待つように言われた。

 待合室には50歳以上とおぼしき奴らが10人ほど居た。

 そのほぼ全員がスマホをいじっているたぁ。

 若い奴ならともかく、いい歳こいてスマホに首ったけになってんなよ。

 わしはゲンダイを読みながら、名前がアナウンスされるのを待った。

 待ち時間は20分ほどだろうと思っていたところ…。

 わしの後に入ってきたおばさんが先に席に座っていたおばさんに、
「何分くらい待っていますか?」と聞いた。

 
「30分ほどです」に、「今、システムが故障していて、待ち時間が2時間くらい掛かるって、受付の人に言われましたよ」と聞こえて吐いた。

 そんなことは受付で言っていなかったぞ。

 
「今日は嵌ったな」と思ったが、程なくして待合室に居る奴らが次々と呼び出された。

 ということは、システムの故障が直ったのだろう。

 程なく、わしの名前がアナウンスされた。

 そうだろう、そうだろう。名前を読み間違えられた。

 受付で名前にルビを振っておくんだったわ。

 18番の席と言われたので18番の席に着こうと思ったら、見慣れない40歳くらいの女性が正面に座っていて、また吐いた。

 わしが指名しているのは男性だぞ。

 その女性に、
「いつも××さんに指導を受けているのですが…」と言ったら、受付の女性が手配をミスったことがわかった。

 それで待合室に逆戻りとなった。こういうのも初めてである。

 やはり今日は嵌り日か? 説明の仕様のない嵌り方ではないが。

 しかし、40歳くらいの女性職員もハガかったろうな。

 いわば自分が却下されたわけだからな。

 これがキムラ店だったらシャレにならないところである。

 もっともキムラ店で指名した嬢の手配を間違えられたことは1度もないが。

 待合室で10分ほどゲンダイを読んでいたら、また間違った読み方で名前をアナウンスされた。

 もうそれには慣れっこよ。

 さすがに今度はいつも指名している人の席への案内となった。

 今日の指導はあっという間に終わった。

 なにせ貸金庫代の入力がわからなかっただけだったからな。

 次回はいよいよ確定申告である。

 むろん、いつもの人にやってもらう。

 って、出前は勘弁してくれよ。

 そう書くと本当にそうなることがあるのがハガい。

 青色申告会を辞した後、税務署へ顔を出した。

 今年は税務署で処理しないとならない案件もあるのである。

 前にラインでの予約のやり方を聞いたが、今日はその確認のために行ったのであった。

 ラインでの予約は予約合戦になるくせぇ。

 キムラ店での予約合戦は不敗だったが、ラインでの予約合戦に勝てる気がせん。

 税務署では何やら書類を提出している奴らが何人か居た。

 そいつらも裏金議員を許せないと思っているであろう。

 今日は待合室での待ち時間が短かったので、ゲンダイをだいぶ読み残した。

 これからじっくりゲンダイを読む。

 こうして今日もあっという間に1日が過ぎて行く…。了

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