照ノ富士、引退

 
 プー太郎生活3417日目。

 引退ぃ? 

 今朝、朝日のサイトで照ノ富士の引退を知って思わず声が出た。

 素人目に見ても相撲が取れる状態ではなかったものの、引退するとは…。

 が、心身ともに限界だったんだな。

 引退会見を見て、引退も無理からぬことと思った。

 照ノ富士は本当によくやったものである。

 大関まで上がった力士が序二段で相撲を取るなど考えられない。

 そこから大復活して横綱にまでなったのは奇跡と言える。

 照ノ富士は怪我さえなかったら、大関からすぐに横綱になって、白鵬の優勝回数を減らしていたはず。

 実力では白鵬にそうは引けを取らなかったからである。

 その白鵬に、
「引退することになりました」と報告したそうだが、モンゴル語での報告だったのか? 

 って、つまらないことを考えるなよ。

 照ノ富士の長男は照務甚(てむじん)君というのか。

 朝日新聞のネット記事で、そのことを知った。

 テムジンがジンギス=カンの本名であることは受験世界史では常識よ。

 それからしても、照ノ富士はじめモンゴル人にとって、ジンギス=カンが英雄中の英雄というのがわかるというものである。

 照ノ富士の引退で横綱の大空位時代が現実のものになろう。

 豊昇龍の綱取りの目はまだ消えていないものの、わしは今場所での綱取りには失敗すると思っている。

 となれば、大の里が横綱へ最短距離か? 

 ただし、まだしばらく場所を要するだろう。

 協会幹部連が吐いているのは構わないが、横綱が不在というのは、ファンからしてもハガいのは確かである。

 しかし、6日目を終わって琴櫻が1勝5敗とは、誰が予想できたであろうか? 

 今日は負けていた一番が大誤審で取り直しになったのに、取り直しの一番でも完敗した。

 今場所は勝ち越せないどころか、来場所まで尾を引きそうな場所になりそうだ。

 今日も太っちょさんの姿がなかった。

 今週はティップネスに3回行ったが、太っちょさんをついぞ見なかった。

 太っちょさんと話すようになってから、こんなことは初めてである。

 インフルエンザでも患っているのか? 

 何か事情があるのは間違いないだろう。

 来週は月曜に胃カメラ検査と大腸検査をする。

 今年も大腸ポリープがあるだろうが、その場合はその場で切除となる。

 大腸ポリープを切除したら、その後2~3日運動は禁止される。

 よって、来週も太っちょさんと会えないかもしれん。

 今日で阪神淡路大震災から30年か。

 30年経っても遺族が癒されることはあり得ない。

 遺族のインタビューを聞くだけで辛い。

 その日は東京でも明け方にけっこう揺れた。

 何やら神戸の方で大きな地震があったことは朝のニュースで伝えられた。

 それでも、あんな大惨事だったとは思いもせずに仕事に向かった。

 昼休みに‘輪島’でメシを食っている時に聞いたラジオで、とんでもないことになっていることを知った。

 
※‘輪島’…高田馬場にあった元横綱・輪島に瓜二つのオヤジがマスターだった洋食屋 

 
※午前のNHKのニュースで地震学者が、「これが東京でなくて良かった」
と言って退席させられたと聞いた。

 それにしても、あの惨状からして、よくぞ復興したものである。

 当年の3月に選抜高校野球大会が開催されたのも奇跡であった。

 わしは人よりも防災グッズを揃えていると自負している。

 だが、わしが助かっても、実家が倒壊したら人生が詰みとなる。

 首都直下地震も南海トラフ地震も起こらないことを祈ることしかできん…。了

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