すこぶる納得いかん
プー太郎生活3426日目。
すこぶる納得いかん。
日刊スポーツの選抜出場校のランクづけがだ。
今回から特Aというのが設けられたようだが、広島商が特Aということはない。
確かに神宮大会では横浜に3-4と食い下がった。
しかし、実力は明らかに横浜が上だし、準決勝までの戦いぶりも決して強さを感じさせなかった。
また、広島大会や中国大会で圧倒的な強さを見せたわけでもない。
さらに言えば、超高校級の選手は皆無である。
それが何で特Aで、155㎞右腕の石垣をはじめ好選手が目白押しの健大高崎が単なるAなんだ?
早実、智弁和歌山、明徳義塾がBというのにもアヤをつけたい。
明徳義塾は打線がやや弱いからBというのは納得しても、広島商なら投打にバランスの取れた早実と智弁和歌山の方を買う。
それと、敦賀気比がAというのも意外であった。
2015年の平沼がエースだったチームはまごうことなきAだったが。
ともかく、出場校紹介が日刊スポーツのサイト内にアップされていて良かったぜ。
160円だが170円だかを出して買ってストレスを溜めてはシャレにならなかったからな。
しかし、近年において、これほどランク付けに吐いたのも記憶にないな。
まあいい。健大高崎、横浜、東洋大姫路を特Aで、早実、智弁和歌山、明徳義塾をAとして大会を見るからよ。
主なOBは、各校3人載っていた。
夏は49校出るので紙面の都合上2人であるが、選抜大会は32校出場で紙面に余裕があるから3人なわけだ。
OBで圧巻なのは、なんといっても花巻東である。
菊池雄星、大谷、佐々木麟太郎。
高野連は大谷の母校ということで、山形中央ではなく、花巻東を選んだのかもしれんな。
早実の主なOBの3人も納得いかん。
王大先輩は当然として、何で荒木大輔の名前がないんだ?
荒木といえば、82年の夏の大会で49人のプラカードガール全員が早実を希望したという伝説のスーパーアイドルではないか。
清宮は現役のプロ野球選手で、甲子園に出場した際はクソ注目されたので、3人のうちの1人というのには文句はない。
が、斎藤佑樹はたった1大会で活躍しただけで、既に現役を退いているじゃないかよ。
早実の主なOBを選出した記者にクソを食らわしてぇ。
主なOB3人に「ほぉー」という声が出たの敦賀気比、市立和歌山、広島商である。
敦賀気比は、内海(元読売)、吉田正尚(レッドソックス)、西川(オリックス)。
市立和歌山は、藤田平(元阪神)、川端(ヤクルト)、益田(ロッテ)。
広島商は、故・鶴岡一人(元南海監督)、達川(元広島)、柳田(ソフトバンク)。
いずれもビッグネームが3人揃っている。
主なOB3人に「おい」と発したのは天理である。
故・門田(元南海)、中村奨吾(ロッテ)は順当として、残りの1人が立川理道というラグビーの日本代表選手で吐いた。
他に現役のプロ野球選手やプロ野球の有名OBがいないのならわかる。
が、かつて超高校級スラッガーと言われた鈴木康友や現オリックスの太田椋がいるではないか。
2人とも甲子園に出場していて、ましてや太田は2017年の夏の大会でベスト4入りに貢献した選手だぞ。
天理の主なOBにラグビーの選手を入れた記者は勉強不足としか言い様がない。
と朝から怒りまくっていた。
怒りがエネルギー源のわしでも、朝からこれではハガかったわい。
大相撲初場所の優勝争いは、2敗の金峰山、3敗の豊昇龍、王鵬の3人に絞られた。
しかし、金峰山は不利な体勢からよく霧島に勝ったな。
勢いというのは、かくも凄まじいものか。
豊昇龍は尊富士を寄せつけなかった。
ただ、他力本願というのが如何にも苦しい。
勝負事は他力本願になってはダメよ。
王鵬が際どい相撲をものにしたことで、明日の金峰山との直接対決が一段と楽しみになった。
豊昇龍は琴櫻とか。完全に切れている琴櫻に負けることはあるまい。
無責任な立場からすれば、3人の巴戦が見たい。
さて、これから今一度、「報知高校野球」の秋季大会号に目を通すとするか。
それでより日刊スポーツの戦力評価に納得いかなくなるだろう。
もう日刊スポーツは相手にせず。
ベースボールマガジン社の選抜ガイド号の発売を待つことにしたい。了