抽選

 
 プー太郎生活3435日目。

 今日もティップネスで太っちょさんの姿を見ることはなかった。

 12月中旬までは毎回のように顔を合わせていたのにな。

 時間帯が被らなくなったのか?

 明日、明後日は仕事で行けないから、今週は1度も会えないかもしれんな。

 ほぉー。今日は筑駒中学などの入試日だったのか。

 筑駒に余裕を持って受かるほどのスーパー小学生は開成が滑り止めというのだから別世界の話である。

 その開成中学の今年の入試問題を見た。

 相変わらず算数はわけがわからない問題の金太郎アメ。

 わしが受けたら0点なのは書くまでもない。

 社会の問題量のクソ多さも相変わらず。

 いくら天才小学生といえど、算数にしても社会にしても塾で特訓していないと対処できないだろう。

 社会では北条政子を書かせる問題が出題されたが、正答率はほぼ100%なはず。

 社会で差がつかないのは、それ1つ取ってもわかる。

 ところで、筑駒中学などの国立中学では、今も抽選で受験生の1割を落としているのだろうか? 

 抽選で落ちたら、模試でА判定ばかりの受験生でも本試験を受けられないという残酷さである。

 親が抽選を引いて外れたらクソハガいので、受験生が引く場合がほとんどだという。

 元同僚の息子が筑駒を受けた時に、抽選で外れた子が泣きながら帰って行ったと聞いた。

 弟の同僚の娘はお茶の水大付属の抽選で落ちて、一生のトラウマになっているそうである。

 お茶の水という地名を聞くのも嫌だというのだから、全くもって罪作りな方式だ。

 抽選で最も残酷だと思ったのは、高校ラグビーの第59回大会の準決勝での抽選である。

 大阪工大高-と国学院久我山が3-3で引き分けて、決勝戦に進む高校を抽選で決めることになった。

 先に引いた大阪工大高のキャプテンが当たったと思って飛び跳ねたら、それは予備抽選で、本抽選を先に引くという抽選結果だった。

 で、本抽選で先に引いて外してしまった。

 地に伏して号泣するキャプテンの姿にもらい泣きしたものである。

 ワールドカップサッカーでは、リーグ戦で勝ち点、得失点差、得点数、イエローカードの通算枚数が同じで、直接対決が引き分けだったら、抽選で順位を決めるのか?

 それとも、FIFAの世界ランキングが高い方が順位が上になるのか?

 かつてはイエローカードの通算枚数と直接対決の結果は考慮されず、勝ち点、得失点差、得点数が同じ場合は抽選となった。

 それで、90年のイタリア大会のオランダとアイルランドが2位争いで抽選となり、抽選の結果、アイルランドが2位、オランダが3位となった。

 イタリア大会では、3位となった6チーム中で成績の良い4チームが決勝トーナメントに進出するというファジーな方式が採られていた。

 もし2位までしか決勝トーナメントに行けなかったら、オランダが3位になったことで吐き倒れていたところである。

 ただ、抽選で負けた結果、決勝トーナメントの1回戦の相手が西ドイツになり、オランダは決勝トーナメントの初戦で姿を消したのであった。

 抽選といえば、今年の選抜大会の抽選は3月7日である。

 横浜と健大高崎が初戦で当たることはないが、横浜-東洋大姫路、健大高崎-東洋大姫路が初戦のカードになったら絶叫マシーンになるぞ。

 というわけで、明日、明後日と仕事だ。

 連日、8時半起きなのがハガい。了


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