確定申告で嵌る

 
 プー太郎生活3449日目。

 あんだ、今日のクソ寒さは。

 青色申告会まで自転車で行ったが、シャレにならない風の冷たさであった。

 それでも雪よりは遥かにまし。

 雪だと自転車は使えないし、ましてや大雪だったら八甲田山行軍になってしまうからな。

 そういや二・二六事件の日は大雪だったな。

 だからして、東京が大雪に見舞われる可能性がまだあるわけだ。

 しかし、今日は確定申告で嵌った。

 指定された時間より10分ほど前に着いて受付で名前を書いていたら、いつも指名している人がわしに話し掛けてきた。

 ん? 
「もうわしの確定申告をしてくれるのか?」と思ったら…。

 
「前の人の作業が凄く時間が掛かる作業で、1時間、いや2時間ほど待ってもらうかもしれませんので、今日は違う職員でお願いできますか?」 

 1時間待ちならともかく、2時間待ちはハガいので、違う職員に対応してもらうことにした。

 それで待合室で待っていたらすぐに呼び出された。

 それはラッキー飯村と思ったのだが…。

 対面した40代とおぼしき女性が
「研修中」と書かれた札を胸につけていたので吐いた。

 クソ重要な日に、よりによって研修中の奴に当たるたぁ。

 そうでなくも、わしの確定申告はメンドーなので嫌な予感がした。

 ましてや、今年は税務署で処理したものの処理がある。

 そうだろう、そうだろう。まるで埒が開かなかった。

 30分経っても、全く先に進まず。

 これではいつ終わるかわからん。

 それに、確定申告を間違えられたらシャレにならないでは済まされない。

 気が短いわしには40分が限界だった。

 
「すいません」と言って席を立って、受付まで行って事情を話した。

 
「いつもやっていただいている✕✕さんならスッと終わるのですが…」と。

 受付の女性は、わしが研修中の奴に吐かされているのをすぐに感じ取ったくせぇ。

 
「そうですよね」と、「研修中の人物に担当させたのは失敗だった」という雰囲気を醸し出した。

 そこで、
「待ち時間が掛かっても✕✕さんでお願いします」と申し出た。

 それが認められて、3階の待合室に行くように言われた。

 研修中の女性の所に戻って、一言、
「すいません」と言って、荷物を持って、3階に向かった。

 研修中の女性は恐縮していたが、こればかりは仕方ない。

 待合室の席に座ってもイライラは収まらず、ゲンダイを読んでも記事の内容が頭に入って来なかった。

 だが、20分ほどで呼び出しが掛かった。

 いつも指名している人は、前の奴の処理を予想より早く終わらすことができたのだろう。

 いや~、やはり長けた人は違うな。20分ほどで確定申告が終わった。

 その人に税務署で作成してもらった書類を見せたら、
「前にも言いましたけど、贈与はうちでは処理できないので、これがなかったら、今日できないところでした」と言われた。

 やぶねぇ。昨日、税務署に行っておいてホント良かったぜ。

 が、ふるさと納税のことを聞いて吐いた。

 1万円ほど余計に寄付したことがわかったからである。

 まあいい。けっこうな額が還付されてくるからよ。

 しかし、納税というのは心底腹が立つ。

 税金が世のため人のために役に立っているならいいが、自民党の裏金野郎などフザケた連中の歳費になっているかと思うと怒髪天を衝くわ。

 それにしたって、庶民からふんだくり過ぎだ。

 江戸時代の
「百姓と胡麻の油は絞れば絞るほど出るものなり」と全く同じじゃないか。

 少なくとも政権交代がない限り、五公五民は変わらないわな。

 あに? みずほ銀行でも貸金庫で窃盗だと? 

 貸金庫を借りている側からすれば、貸金庫を金城湯池と思い込んでいる。

 それがこの有様かよ。

 ま、わしの貸金庫に金目の物は何にもナイマンだがな。

 明日はティップネスだ。

 今月は何かと用があって会費に負け掛けているだけに、明日は這ってでも行く。

 今日は吐きまくって疲れた。

 明日、ティップネスで吐くことがないことを願いたい。了

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