あっという間の1年
プー太郎生活3460日目。
今日、3月1日は小太郎が亡くなった日である。
未だに小太郎がわしの布団の上で息絶えていた姿が目に焼き付いている。
だが、それ以外、その日の記憶はあまり残っていない。
夕飯に何を食ったのかも全く思い出せん。
小次郎を飼っていなければ、未だにペットロス状態であったろう。
暗い話はここまでとして、オープン戦とはいえ、大谷が打ち、菊池が投げるというので、NHK・BSを見た。
大谷がいきなりホームランたぁ、漫画みたいだった。
対照的に菊池はハガかった。大谷の引き立て役になるとはよ。
試合を視聴していたら、スマホメールの着信音がした。
スマホメールは色々と拒否設定しているので滅多に来ないのだが。
何のメールかと思ったら、ティップネスからのメールであった。
どの機会だったか忘れたが、受付の姉ちゃんにティップネスからのメールとラインを受信できるように設定してもらったのである。
あに? 6月からまた会費の値上げだと?
この前値上げしたばかりじゃないか。
床屋も200円値上がったし、本当に何でもかんでも値上がりしやがる。
世間では米とキャベツの値上がりが話題になっているが、野菜を食べない主義のわしにはキャベツの値上がりは他人事である。
しかし、米の値上がり方はシャレにならん。
それもこれも政府に責任があるのは書くまでもない。
散歩から帰って、J:CОМブックス上のベースボールマガジンを2冊分読んだ。
それで午後の時間が潰れた。目を通す記事、特集、コラムがクソ多いからである。
堀内恒夫氏のコラムで、12球団監督会議で新庄監督が7回制の導入を訴えたことを知った。
何を考えているんだ、新庄は。
「7回制など野球でない」と、何度も言わせるな。
堀内氏も、「『野球の1丁目1番地を変えてはいけない』と、俺は強く訴えたい」と書いている。
ったく、7回制を唱えた野球人は初めてだわ。
「昭和世代の言い残し」で、元読売の斎藤雅樹の連載が始まった。
このコラムでは各人が野球を始めた頃からの話から始まる。
で、斎藤は、高3の時の早実との練習試合に言及した。
その試合は割と有名で、早実が1-0で勝ったものの、斎藤のピッチングがスカウトの目に止まったという試合であった。
「なぜ甲子園で出たことがない普通の公立校が早実と練習試合を組めたのか、それはいまだにわからないのですが」は、わしも同じである。
荒木の3年時は、選抜大会以降、荒木が先発した試合で負けたのは明徳戦だけだったという。
その試合のスコアは2-3。スコアを聞いただけで痺れたものであった。
斎藤は、「日野の上尾がいるので甲子園には行けないと思っていました」と語っている。
実際、日野は新チーム結成以降、埼玉県の公式戦で連続100イニング無失点を誇っていた。
が、2回戦の鴻巣高校戦で肘の具合が良くないこともあって日野が打ち込まれ、上尾は予選で早々と姿を消したのだった。
その報にわしが絶叫マシーンになったのは書くまでもない。
それにしても、月日が経つのは速い。いや、クソ速い。
1年前のこともだが、荒木や斉藤が高3だったのは40年以上も前のことなのだから。
1つ言えるのは、40年後にわしが生きていないということである。
いや、10年後も怪しい。
そんなことを考えても詮無いので、YouTubeを見て現実逃避をしたい。了