大会2日目

 
 プー太郎生活3477日目。

 目覚ましもクソも、小次郎が吠えたことで7時半に目が覚めた。

 7時半起きは
「計算外だよ、玄大佐」だったが、7時間寝たから良しとしたい。

 窓から外を見たら雪が降ってくさった。道理で寒かったわけだ。

 エアコンを切っていたら、室温はもっと下がっていたであろう。

 第1試合の解説は解説力№1の杉本さんであったが、敦賀気比のワンサイドゲームになったことで、その解説力が生かされなかった。

 杉本さんには昨日の健大高崎-明徳義塾の解説をして欲しかったわ。

 15-0か。ここまでワンサイドになるとは思わなかった。

 全てのスポーツ紙、雑誌が滋賀短大付をCとしていたとはいえ、近畿大会に大阪1位の履正社に勝っていたのでな。

 敦賀気比では1番の岡部が注目されていた。

 チームが15安打15得点のなか、岡部がノーヒットだったのは皮肉なものである。

 滋賀短大付ベンチは、0-15の8回表のノーアウト1塁で送りバントをさせた。

 解説が原田冨士男氏だったら、
「全く意味のない作戦です」と、斬って捨てたであろう。

 試合中、健大高崎-敦賀気比をシミュレーションしていた。

 健大高崎の先発は下重と思われるが、下重が昨日のようなピッチングをすれば健大高崎が勝つであろう。

 第2試合は横浜が掲げる、
「5-0で勝つ」というような試合になると思った、

 実際、4回表を終わって、4-0とリード。

 ただ、もう一押し、二押しがなく、4点止まりだったのが苦闘となった要因の1つと言える。

 その4点は、横浜には幸運な面があった。

 1回表の1点はノーヒットでの1点。2回表の2点は、ツーアウトランナーなしからのフォアボールをきっかけにした2点。

 その2回表であるが、市和歌山の先発右腕がツーアウトを取ったところでチェンジと勘違いして、ベンチに帰り掛けたので、
「これはまずい」と思った。

 そしたら案の定フォアボールを出し、そこから2失点した。

 4回表の奥村頼人のライトオーバーのタイムリースリーベースはライトが取れる当たりだった。

 それにしても、市和歌山の2番手右腕は良かったな。

 5イニングを2安打1失点。

 8回表のノーアウト3塁のピンチも無得点に抑えた。

 ただ、小倉元横浜高校部長が指摘していたように、横浜は打線がやや弱い。

 98年の松坂のチームとは、そこが違う。

 横浜の先発・織田の2失点はハガかった。

 パスボールとポテンヒットによる失点だったのだから。

 それで流れが悪いと村田監督が判断したのだろう、6回から左腕の奥村頼人を投入した。

 それがズバリだった。奥村頼人は4イニングをノーヒットに抑えた。

 織田を引っ張っていたら、どうなっていたか、わからないところだったから好采配だったことは間違いない。

 ただし、疑問に思った采配もあった。

 4-1とリードした5回裏のツーアウト2塁で、ボールツーとなった時点で、打席に入っていた1番バッターを申告敬遠したことである。

 3点差で敢えてランナーを溜めるというのはセオリーから外れる。

 次打者にタイムリーポテンヒットが出たから危うく複数失点するところであった。

 どうでもいいが気になったのは、織田、奥村頼人とも球審からニューボールを受け取る時に会釈をしなかったことである。

 松坂はもちろん、あの愛甲ですら頭を下げていたのだが。

 それはともかく、エース級2人を擁していることは横浜の強味であることは間違いない。

 今日の試合は全体に硬かったが、2回戦以降は今日の試合よりは楽な思いで戦えるであろう。

 とはいえ、2回戦の沖縄尚学は市和歌山よりも骨のある相手。

 実際、今日の青森山田戦は、点差こそ3点だったものの快勝だった。

 横浜にとって厄介なのは、沖縄尚学の末吉が速球派の左腕で、しかも荒れ球であることである。

 横浜は左バッターが7人で、打線がややパワーに欠けるから打ちあぐむであろう。

 週刊ベースボールの選抜ガイド号がAとしていた青森山田は、エースの下山を抑えにしての3人の継投がチームのスタイル。

 その下山が登板する前に6失点では勝てん。

 2番手のサイドハンドが乱打されていた5回裏の途中で下山を投入すべきではなかったか? 

 アナもそのことを指摘していたし、兜森監督も報道陣に突っ込まれたという。

 とはいえ今日は青森山田が勝てる試合ではなかったと思う。

 試合後に沖縄尚学の末吉のインタビューが流されたのには驚いた。

 NHKの高校野球中継での選手のインタビューは準決勝以降だからである。

 そうか。共同インタビューだったのか。それにしたって異例だ。

 今日は、大相撲は5時15分から観た。

 高校野球の中継が終わったのが5時15分だったからである。

 高安、あかん。終盤で単独トップに立つとこれだ。

 1敗がいなくなったことでカオス状態に拍車が掛かった。

 それでも優勝に最短距離は大の里であろう。

 琴櫻は王鵬に勝って6勝5敗とした。

 しかし、あと2勝するというのは茨の道。

 明日の大栄翔戦に勝てば話は違ってくるが。

 相撲を見終わってからカブス-ドジャースの中継が始まるまでゲンダイを読んだ。

 1時間では読了できなかったのは書くまでもない。

 読み残しは、明日の隙間時間に読む。

 カブス-ドジャースは大谷のホームランは良かったが、佐々木朗希はイマイチ、鈴木誠也は全くダメだった。

 佐々木は不運な内野安打から崩れかけた。

 それにしたってフォアボールが多すぎだな。

 鈴木誠也の不振はシャレにならない。

 見ていて打てる気がしなかった。

 明日もサッカーのバーレーン戦がある。

 明日もまたクソ忙しい日になる。了
 

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