大会4日目

 
 プー太郎生活3479日目。

 第1試合はあまり興味がなかったものの、きちっと8時半前に目が覚めた。

 昨日は0時過ぎに意識を失ったので8時間は寝たわけだ。

 第1試合は正直言って締まりのない試合だった。

 21世紀枠の横浜清陵がエラーをしまくり、相手に四球を山ほど与えた。

 また、広島商には快打が少なかった。

 広島商の先発右腕は凡庸だったし、日刊スポーツが広島商を特とした根拠がわからん。

 広島商は左腕の徳永を今日の試合で調整登板させたが、東洋大姫路戦は徳永が先発だろう。

 東洋大姫路打線は左バッターが多いだけに、広島商が嫌な相手であることは間違いない。

 第1試合の実況は別井アナだった。

 わしは別井アナがあまり好きでない。

 今日も解説の開田さんの言うことに対してシカトする場面が多かった。

 
「広島商としましては次の1点をしっかり取っていきたいところです」「ワンアウト満塁が続きます」 

 
「今のは低めによくコントロールされたボールでしたね」→ダマ 

 こうしてみると解説者と丁々発止をしていた土門アナが如何に名アナウンサーだったことがわかるというものである。

 別井アナは、
「このところ21世紀枠は苦戦しています」と言ったが、当たり前だ。

 高野連の欺瞞で思っくそ高下駄を履かされての出場なのだからな。

 それでも21世紀のうちに21世紀枠が撤廃されることはあるまい。

 エナジックスポーツは地元の沖縄では好感を持たれていないくせぇ。

 興南の我喜屋監督もエナジックスポーツに対して否定的なことを言っている。

 それで2日目に登場した沖縄尚学に比較して場内の指笛の音が小さかったわけか。

 むろん、選手には何の罪・咎はない。

 なので、第2試合はエナジックスポーツに肩入れしていた。

 試合は至学館のナゾの継投もあり、エナジックスポーツが8-0で圧勝した。

 果たして、エナジックスポーツは旋風を巻き起こせるか? 

 次の智弁和歌山、準々決勝の相手と思われる東洋大姫路を連破すれば旋風となるが。

 エナジックスポーツはノーサインで試合をしているのか。

 それを聞いて、明訓の徳川監督が頭を過ったわ。

 第3試合は智弁和歌山の快勝だった。

 今大会の智弁和歌山も好選手が多いのに、ほとんどのスポーツ紙、雑誌は智弁和歌山をB評価としている。

 しかし、今日の試合で智弁和歌山がB評価というのに首を捻った。

 昨夏の大型チームだった智弁和歌山が脆さを露呈して初戦敗退したイメージが強いからか? 

 千葉黎明は左バッターが中心の智弁和歌山対策として、長身左腕を先発させた。

 相手の嫌がることをするのが勝負事でのセオリーよ。

 初回、智弁和歌山はノーアウト1塁から盗塁失敗でランナーを失ったが、そこからフォアボールを足掛かりに、5番の荒井のツーベースで2点を先取した。

 それで昨夏の呪縛から解放されたと思ったのは、わしだけではないだろう。

 その後も着実に得点し、エースの渡辺はマダックスを達成した。

 それにしても、こんなに足を使う智弁和歌山もそうは記憶にないな。

 このところの甲子園での3連続初戦敗退で、中谷監督は打たせるだけでは勝てないと思ったわけか。

 4日目までの12試合は、勝つと予想したチームが全て勝っている。

 これだけ予想が当たったのは初めてである。

 明日の第1試合の早実-高松商は早実の勝利を予想しているが、今大会で初めて予想が外れたら吐くぞ。

 おっ。高安が単独トップに立った。

 これは今度こそか。が、今までが今までだからな。

 今日の大の里はハガかった。王鵬に死ぬ馬キックを食らうとはよ。

 琴櫻はカド番を脱出した。これに一番ホッとしたのは師匠であるオヤジのはず。

 協会幹部連も胸をなでおろしたであろう。

 今日の夜はクソ暇だ。

 いや、ゲンダイ読みがある。

 そういう晩もいいものだ。了
 

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ