大会6日目
プー太郎生活3481日目。
第1試合はフラットな気持ちで観ていた。
両チームにエラーが目立ったが、試合としては楽しめた。
そういう楽しみ方もいいものである。
試合はロースコアが予想されたが、4回を終わって5-5。
どうなることになるやらと思ったら、ともに2番手ピッチャーが好投し、膠着状態となった。
その展開でノーヒットで8回裏に日本航空石川が1点を勝ち越したので、この1点は重いと思われた。
しかし、東海大札幌は9回表に代打のヒットからツーアウト1、2塁と粘って、4番、5番が連打して逆転した。
プレッシャーがクソ掛かる場面でよく打てたものである。
9回裏は日本航空石川が5つ目の併殺を食らい、試合終了。
併殺打が5つもあっては勝てん。
それはそうと、第1試合の青山さんの解説がぁ。
「素晴らしいボールを投げてくれていると思います」のような「××してくれると思います」は口癖なのか?
それと、ほとんどが選手を褒めるコメントなのも気になる。
原田冨士男氏の、「今のは××君のボーンヘッドです」といったような解説は、今はご法度だろうが。
日本航空石川のブラスバンドがサンダーバードの曲を演奏していた。
日本航空石川ならではの応援だが、今の若いのはサンダーバードを再放送でも見たことがないであろう。
第1試合で1回戦の16試合が終わった。
わしの勝つ高校の予想は15当たった。
これほど高い的中率は初めてでる。
第2試合の二松学舎-花巻東は、「メジャーリーガー母校対決」と、日刊スポーツが銘打った。
といっても、花巻東の菊池雄星はほとんどシカト状態。
大谷がスーパースターすぎるから無理からずだが。
試合前に花巻東の4番に古城が復活したことが伝えられた。
その際にアナが、「お父さんは巨人の内野守備コーチ」と紹介したのは良かった。
イチイチ、「ジャ…」と言うアナが多いからな。
野球にエラーはつきものと言っても、二松学舎の3つのエラーが悉く失点に繋がった。
解説の開田さんも全くな同じことを言ったし、誰もが思うところであったわけだ。
3回の2失点は、ショートゴロエラーとフィルダースチョイスでのランナーを犠牲フライとタイムリーで返されたもの。
5回の2失点目は、ショートのセカンドへの悪送球によるもの。
4点を追って、二松学舎は7回裏にツーランなどで2点を返したが、同点には届かなかった。
だからして、4失点目がクソ痛かった。
8回の2失点は、1点差に迫った直後の失点で、レフトのトンネルが絡んだのだから悔やまれる失点もいいところであった。
そのトンネルをしたレフトを市原監督は9回の守備から引っ込めた。
そういう懲罰交代は如何なものかと思ったのは、わしだけではないはずと思われる。
花巻東の勝因の1つは、リリーフした左腕の好投である。
かわい子ちゃん左腕でない限り、春の段階では左腕が打ちにくいことは確かと言える。
ただ、花巻東に強さは感じられなかった。ベスト8が精一杯か?
そのベスト8の相手は健大高崎となった。
しかし、今日も健大高崎は薄氷を踏むような勝利であった。
敦賀気比の先発が1回途中から健大高崎打線を抑え込んだ五十子だったら、この試合を落としていたかもしれん。
それと、1点差に迫られての尚もワンアウト満塁でのスリーバントスクイズがキャッチャーの目の前に転がって併殺となったのはクソラッキーだった。
青柳監督もスリーバントスクイズは全くの予想外と言っていたが、それはわしもだ。
そのスクイズが決まっていたら名采配と言われたろうな。
が、失敗しては、「勢いづけているのに、なぜ小技に走ったのか?」と非難を浴びる。
誰もが結果論の鬼になるとはいえ、監督とは辛いものである。
この試合、健大高崎が初回に4点先取した時はワンサイドになるかと思った。
それがノーアウトからのランナーが盗塁死するなど拙攻を切り返したことで嫌な感じがした。
その辺の勘はまだ当たるようである。
6回裏はランナーの溜まり方が悪すぎた。
先頭の9番にフォアボールで、次打者のショートゴロでのショートからの送球をセカンドが落球した時は、「あ」という声が出た。
そして、2番に四球を与え、ノーアウト満塁。
次打者の犠牲フライによる1点で勢いが止まるかと思いきや、4番が敦賀気比の初ヒットになるツーベースで3-4。
続くバッターのヒットで、、ワンアウト満塁。これは逆転まであると思った。
そこでのスリーバントスクイズか…。何とも言えんわな。
同点に追いつけなかったことで敦賀気比の勝機は失せた。
最後の1点がクソ遠い試合をクソほど見てきたのでな。
9回裏はツーアウトランナーなしから、下重が9番の代打にフォアボールを出した。
それで大歓声に包まれたので何事かと思ったら、158km右腕の石垣がマウンドに上がったのだった。
観客もよく知っているな。
まあ、そうでないと、わざわざ休みの日に観戦に行かないってか。
石垣が敦賀気比で最もいい打者とされる1番の岡部を152㎞の速球で内野フライに仕留め、試合終了。
かろうじて健大高崎が逃げ切ったのであった。
果たして、この先、青柳監督は石垣をどう使うのか?
昨夏の甲子園大会と同じく、リリーフでの起用となると思われる。
明日は、第1試合と第3試合が注目される。
3強に挙げられている横浜も東洋大姫路も楽な相手ではない。
それでも横浜も東洋大姫路も勝つと思っているが。
またダメだったか…。それも9度目の優勝次点とは…。
今場所こそは高安に優勝させてやりたかった。
大の里が本割で勝って優勝決定戦になった瞬間、今場所も優勝できないと思った。
そしたら案の定、優勝決定戦は硬くなって負けた。
もう高安に優勝のチャンスは訪れないだろう。
それだけに美ノ海戦を落としたのがクソ痛かった。
大の里は来場所が綱取りの場所となる。
豊昇龍に高下駄を履かせた協会は、大の里にもクソ甘くするだろう。
ほぉー。ジョー小泉氏が、「ジョージ・フォアマンこそ史上最強のヘビー級王者だった」と言っているのか。
オタク中のオタクのジョー小泉氏と意見が一致したのには納得だ。
ただ、多くの好事家がジョー・ルイス、ジャック・デンプシー、ジャック・ジョンスンのいずれかを史上最強のヘビー級王者としている。
しかし、それは懐古趣味ではないか?
フォアマンの怪物ぶりを知っているだけに、よりそう思う。
さて、これから録画した「サンデーモーニング」とNHK将棋トーナメントの女流戦を見るとするか。
こうして今日という日が終わって行く。了