大会10日目
プー太郎生活3486日目。
横浜、強し。
1点を争う試合を期待したが、第1試合は横浜の完勝だった。
横浜にとっては、これまでの3試合よりも楽な展開であったと言える。
明暗を分けたのは初回の攻防である。
ともにワンアウト1、3塁のチャンスを迎えたが、健大高崎は無得点、横浜はツーアウトから1点先取した。
ここは横浜の勝負強さが光った。
織田の出来からして、その1点は重いと思った。
青柳監督もそう見たのであろう。2点差になって、なおも4回のピンチの場面で石垣を投入した。
その石垣は今日も150㎞超の速球を連発したが、5回裏に打ち込まれた。
石垣がヒットを集中されるとは、青柳監督も「計算外だよ、玄大佐」だったはず。
逆に言えば、石垣に力負けしなかった横浜の上位打線が凄いということである。
8回からリリーフした奥村頼人から9回に1点を返したものの、健大高崎にはそれが精一杯だった。
それにしても、こんなに一方的な試合になるとは…。
秋季関東大会で全く五分の試合だったのをネットで観ていたから、「信じられない」というのが正直な感想である。
健大高崎としては、石垣の故障がやはり痛かった。
石垣が万全な状態で先発したら、違う展開になったろうが。
横浜は何と言っても投打のバランスが素晴らしい。
まだ決勝戦が残っているが、横浜が全32校で最強なのは間違いない。
今日は完敗だったとはいえ、健大高崎が好チームであることは衆目の一致するところ。
昨年の選抜大会で無失点だった左腕の佐藤龍月が夏には投手として復帰するというから夏に期待したい。
石戸の疲労度と浦和実の小粒な打線からして、第2試合は浦和実に勝ち目がないと予想していた。
石戸が疲れていたというのを割り引いても、「相手が違いますよ」(原田冨士男氏)は確かであったろう。
5-0としたこともあって、智弁和歌山は渡辺を5回で降板させて宮口に繋いだ。
中谷監督は決勝戦を見据えたわけだ。
もっとも、宮口も期待の右腕ではあるが。
結局、第2試合は智弁和歌山が5-0で勝った。
多くのスポーツ紙、雑誌は、智弁和歌山をB評価としていた。
ただし、わしが1月24日の日記で以下のように書いていたことを述べておきたい。
「明日、各スポーツ紙に選抜出場校のランクが掲載される。
わしは、健大高崎、横浜、早実、東洋大姫路、智弁和歌山、明徳義塾がAランクと予想する」
早実をAとしたのは贔屓目があったと反省しよう。
ただし、何度も言っているように、早実がCというのはあり得ん。
Cなのは監督の采配だ。
聖光学院戦の投手リレーはシャワシャワの究極タイガーであった。
浦和実にとって智弁和歌山は荷の重い相手であった。
ただ、ファーストの落球で4点目、5点目を失ったのは残念だった。
果たして、浦和実は夏は激戦の埼玉予選を勝ち抜けるか?
石戸頼りだけに厳しいか?
今朝も7時半に起きたことで、ドジャース-タイガースをライブ視聴した。
昨日まで今日の試合はナイトゲームだと勘違いしていたわ。
デーゲームだったことで、選抜大会と中継が被らず、大谷のホームランを見ることができた。
バリー・ボンズが言っていたように、投手・大谷はポストシーズンまで封印すべきであろう。
プロ野球?
これ以上は書かん。了