「田村」の亜流
プー太郎生活3527日目。
今日は薬局でえれぇ待たされた。
ゲンダイの金曜版を読んで時間をやり過ごしたからいいけどよ。
今年はゴールデンウイーク特別号が配送されて来なかった。
ゲンダイ販売部がケチったのか?
ゴールデンウイーク特別号はグルメやインタビュー記事が多く、読み応えがないから文句は言わん。
綺麗ごとの金太郎アメなので、わしはインタビュー記事が好きくないんじゃい。
今日は帰宅途上で床屋に寄った。
床屋に行くペースは2か月に1度である。
弟曰く、「こざっぱりしていないと不審者に見られることがある」
まだ現役に見えるだろうわしが昼日中からブラブラしていたら怪しいから、長髪や髭面は良くないわな。
今日は若旦那の奥さんに当たった。
髭剃りは女性にやってもらうに限る。
髭剃りでもそうなのだから、エステで男が担当になった時に、わしが如何に吐いたかは想像に難くないだろう。
若旦那の奥さんとの話題は、ほぼ小次郎イーソーであった。
ほぉー。ダックスは犬の中では特に歩かない犬種なのか。
若旦那の奥さんの友人がそう言っていたという。
小次郎は小太郎に比べてよく歩くが、柴犬ほどではないことは確かである。
父方の祖母のうちで飼っていた柴犬は、散歩に連れ出すとグイグイ引っ張ったからな。
普段は鎖に繋がれていたので、その反動だったと思われる。
それにしてもデタラメな飼い方だった。
食事は人間が食べたものの残飯で、体を洗うのは年に1度か2度であった。
また、狂犬病注射やワクチン注射を打っていたのかナゾだった。
それでいて、よく13、4歳まで生きたものである。
今日の床屋で驚いたのは、オヤジさんが担当していたじぃさんが、「今日は1,500円しか持ってなくてさ」と、散髪中にコクったことである。
65歳以上の散髪料は2,000円。それでよく来たものだ。
これがマンション麻雀での高レート麻雀だったら、指が1本なくなっているところだぞ。
いや、今日のじじぃは、それより悪質宇宙人・メフィラスだ。
麻雀の場合は「田村」で来ても勝つ可能性があるが、今日の場合は確実に500円足りないわけだからな。
オヤジさんは、「じゃあ、今日は500円まけておくよ」と言ったが、内心では、「この野郎」と思ったはず。
そのじじぃが常連であっても、それは仁義にもとる行為だ。
今日はプロ野球の試合はなし。
それだとつまらない夜になるが、ストレスが溜まる確率がゼロなことは良いことと言える。
明日からは神宮球場でヤクルト-読売の3連戦。
今のヤクルトのチーム状態からして1つ勝てば御の字か?
そう思って観ないとストレスの塊となるのは南海権左でもわかる。
ところで、今月中にクソ麻雀が開催されるのか?
競馬がヘタクソな奴からの赤紙には条件つきで応じるつもりでいる。
むろん、今日の床屋のじぃさんと同じく「田村」で臨む。了