当てた方が痛い

 
 プー太郎生活3528日目。

 太っちょさんとはトレーニングルームで顔を合わせた。

 帽子のことを聞かれたが、小次郎が嫌がって被せることができないことを正直に伝えた。

 
「廃棄してもらってもいいですよ」って、そんな簡単に廃棄はせん。

 今日もトライしてダメだったのがハガかったが。

 このところ、散歩の際に動物病院の前までズンズン歩いて行って、動物病院の前に座って動かないことに閉口している。

 中から受付の人が、
「あらっ」と思って見ているだろうな。

 なぜ動物病院に向かって行くのか? 

 他の犬の匂いがするからか? 

 それともトリミングが気持ち良い記憶となっているからか? 

 わしとしては、散歩コースを日ごとに変えたいのだが…。

 その理由の1つが、割と綺麗なお姉さんがオーナーと思われる喫茶店の前を通って、お姉さんと話したいことであることは書くまでもない。

 それにしても、犬の方向感覚は大したものだ。

 どの方角からでも動物病院に向かうのだから驚きである。

 クソ方向音痴のわしとはえらい違いだ。

 明日で小次郎と初めて顔を合わせてから1年となる。

 本当にそれからもう1年経つのか。信じられぞうだ。

 散歩から帰って録画していたダイヤモンドバックス-ドジャースを再生した。

 今日の試合では山本由伸が打たれる予感がしていたら当たった。

 そういう勘はまだ衰えていねぇくせぇ。

 ノーアウト満塁から浴びた満塁ホームランが致命傷になったが、ランナーの溜まり方方が悪かったわな。

 ノーアウト1、2塁で、ノーボール・ツーストライクからデッドボールで満塁になったのだからな。

 まさに当てた方が痛いデッドボールだった。

 当てた方が痛いデッドボール…。

 それで真っ先に思い浮かぶのは、早実-報徳での9回裏の西原へのデッドボールである。

 場面は、イカサマジャッジで金村が一塁に生きてしまったノーアウト1塁。

 そこにバッター・イン・ザ・ホールからのデッドボールだったのだから、
「動揺するな」と言うのはムリゲーであった。

 しかし、何でインコースのシュートを選択したのか? 

 デッドボールのリスクがあるのだから、荒木の得意球である外角低めへのカーブにすべきであった。

 翌年の選抜の早実-西京商での解説で松永玲一さんが、
「昨年の夏はインコースのボールが多すぎましたね」と言っていた。

 そのデッドボールのイメージがあったからであろう。

 今日の山本由伸は、マルテにもホームランを食らった。

 マルテは、2026年のドミニカ代表においてセカンドでの先発が有力視されている選手。

 日本-ドミニカが準々決勝でのカードとなったらクソハガいことがわかるというものである。

 おっ。ヤクルトが読売に勝った。

 4番・内山、6番・古賀、7番・赤羽というオーダーに吐いたが、吐いて損をしたわ。

 読売とすれば、最下位・南海権左のヤクルトに負けたのは
「計算外だよ、玄大佐」もいいところだろう。

 だが、ヤクルトにもプロとしての矜持がある。こうなったら3連勝だ。

 というわけで、これから報知新聞のファンサイトへ飛ぶ。

 わしの性格の歪みを矯正するのはムリゲーである。了


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