湯船でのこと
プー太郎生活3531日目。
ティップネスでは3回湯船に浸かることにしている。
1回目はプールでの水中ウォーキングと水泳を終えてから。
で、湯船から上がって、サウナルームに行く。
サウナ⇔水風呂を3回繰り返してから、また湯船に入る。
それから体を洗って、仕上げとして湯船に浸かる。
しかし、「湯船」で、字は違うが、元阪神の湯舟に頭が行ってしまった。
湯舟は暗黒時代真っただ中で奮闘したが、あまりに打線の援護がなくて気の毒だった思いがある。
話は湯船に戻って、3回目の湯船でハプニングがあった。
わしと若くてガタイのいいのが湯船に浸かっていたところ、白髪のじぃさんが入ってきた。
ところがである。
じぃさんが湯船に腰を下ろした瞬間に大きくよろけ、体が沈みかけた。
まずい。このままだと溺れる。
そう思ったわしとガタイのいいのがじぃさんの体を起こした。
ガタイのいいのがじぃさんがじぃさんを支え、わしがそいつに、「フロントに電話してきます」と言い、裸のままロッカー室に向かった。
ロッカー室にある電話からフロントに、「湯船でお年寄りが倒れかけています」と伝えた。
普段は「じじぃ」と書いているくせに、何が「お年寄り」だ。
会員に高齢の奴が多いから、そういうことが時折りあるのだろう。
田無店の責任者とおぼしき、これまたガタイのいいのが若いのを連れて、すぐに駆けつけた。
田無店の責任者は、ガタイのいいのに支えられて湯船の浅い段に座っていたじぃさんに、「自分がわかる?」、「名前は?」などと聞いた。
しかし、じぃさんは朦朧としていて、要領を得なかった。
これが自宅だったら溺死していただろう。
人目のあるティップネスであったことは、じぃさんにとっては不幸中の幸いだったな。
わしが居ても仕方ないので、程なく風呂場から出た。
田無店の責任者が若いのに車椅子を持って来るように指示したのが耳に入ったから、湯船から出して車椅子に乗せたと思われる。
だが、じぃさんは裸。どうやって服を着せたかはナゾである。
太っちょさんらには、今日の出来事を、今度顔を合わせた時に話そうと思う。
太っちょさんは情報網をクソ多く持っているから、その場に居なくとも、顛末を耳に入れたかもしれん。
わしも自宅での入浴には気をつけないとな。
高血圧でないし、酒を飲んでの入浴はアリエン・ロッベンだから、そういうことにはならないとは思うが。
あに? 秋広、大江とリチャードがトレードだと?
それを聞いて真っ先に、「二松学舎コンビがセットで出されたのか」と思ったわ。
結局、読売は秋広を育てられなかったわけだ。
秋広は阿部監督に粗略に扱われていたし、トレードされて良かったのではないか?
王大先輩が目を掛けていたリチャードも燻っていた。
特殊な球団である読売で才能が開花するだろうか?
今日の大相撲は波乱がなかった。
とはいえ、琴櫻はラッキーな勝ち方だった。
琴櫻は、どうにもいかんな。早晩、大関から陥落するのではないか?
明日は大の里-阿炎に注目したい。波乱の目が十分だからである。
今日はプロ野球の試合はないが、ゲンダイの木曜版と金曜版が配送されて来たので夜は忙しい。
こうして今日もわけのわからないうちに終わって行く…。了