晴天の霹靂

 
 プー太郎生活3536日目。

 号泣組翁が6月30日をもって退職する。

 まさに青天の霹靂。

 そのことを知らされた時は吐いたなんてものではなかった。

 生涯一ザトペックと思っていただけにな。

 これで、わしと前の職場との縁は完全に切れる。

 翁から仕事の依頼を受けていたからである。

 翁は、この4月から3か月ごとに雇用を更新するという雇用形態であったが、人間関係の悪化により退職を決意したという。

 翁と対立したのは、就職4年目の若造で、そいつがどうしようもない奴ということは、翁から散々聞かされていた。

 翁とチームを組んだいたもう1人もクソ野郎だから、翁の退職後はチームは空中分解するのではないか? 

 ま、もうどうでもいいがな。

 翁には、これからゆっくりしてもらいたい。

 なにせ、来る日も来る日もザトペック状態で仕事をしていたからな。

 心配なのは、仕事命だった翁が退職したことで、精神的にガクッと来ることである。

 それが心配だから、ちょくちょく電話やメールをしたいと思っている。

 7月上旬に翁の慰労会を企画している。

 元上司、大納言、しかめっ面のお兄さんに声を掛ける予定である。

 むろん、翁の分はわしが出す。

 わしが退職してから散々お世話になったお礼をしないといかん。

 慰労会に‘とっつぁん’は呼ばん。

 翁とだけではなく、‘とっつぁん’は、元上司、大納言、しかめっ面のお兄さんとも折り合いが良くなかったからである。

 翁退職の余波で、ドジャース-エンゼルスに集中できなかった。

 って、ドジャースが5つも併殺を食らったたぁ。

 それじゃ勝てねぇ。大谷のホームランも空砲になった。

 ドジャースの敗戦を見届けてから、録画していた徳光和夫氏が司会の
「プロ野球レジェン堂」を再生した。

 
「プロ野球レジェン堂」はBS・フジで放送されているが、もっと早くに知っておくんだった。

 番宣をほとんど見ないのが祟ったな。

 先週のゲストは牛島和彦氏だった。

 箕島戦、PL戦、上尾戦、池田戦と、高校時代の話もかなりしたので、牛島氏の話は面白かった。

 そうか。香川とは普段からほとんど口を聞いたことがなかったのか。

 2人が握手している姿とかが演出だったとは知らなかったわ。

 選抜での箕島戦で北野への敬遠を牛島が拒否した話は有名である。

 2度ベンチから敬遠を伝える伝令が出たと記憶している。

 池田戦の最後の打席の話も興味深かった。

 0-2とリードされた9回裏、ノーアウト1、2塁で、5番の牛島に打席が回った。

 広瀬監督は、最初はバントの指示をしたそうである。

 だが、同点止まりで延長戦になったら疲弊して、次の試合の箕島戦で好投できないので、一気に逆転を狙って打ちに出たという。

 結果は、最悪のショートゴロ併殺打。

 クソ甘いカーブを力んで打ち損ねてしまったのだった。

 しかし、バントをしていても決まったかどうか怪しい。

 なにせセカンドランナーが鈍足の香川だったからである。

 よほど上手く転がさないとサードで封殺されたであろう。

 来週の
「プロ野球レジェン堂」のゲストは福本豊氏か。

 これは見逃せないな。福本氏はトークが抜群に上手いだけに。

 わしは断言する。
「プロ野球歴代ベストナインのセンターは福本氏だ」と。

 大相撲7日目の注目の一番は大の里-尊富士であった。

 綱取りへ向けて1つの山かと思ったが、大の里が勝った。

 しかし、まだ7日目。日ごとにプレッシャーが増して行くのは南海権左でもわかる。

 今日の中継で感心したのは、吉田アナが佐田の海の決まり手を瞬間に網打ちと言ったことである。

 吉田アナは相撲中継の実況がお馴染みだけに、メジャーの中継には馴染まん。

 読売-中日? 

 いいわい。打てないチームは嫌いだ。

 ヤクルト? たまには勝たんとな。

 というわけで、これから麻雀本を読む。

 それで心を落ち着かせたい。了


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