選抜組が順当勝ち
プー太郎生活3599日目。
朝日バーチャルが全試合を中継といっても3元中継が限度である。
わしは聖徳太子でないのでな。
その聖徳太子だが、今の中学入試では厩戸王と書かないと得点にならねぇくせぇ。
むろん、漢字でないと×。
それでも、そんなクソ有名な人物は開成や桜蔭など超難関校では出題されまい。
というわけで、9時から仙台育英、健大高崎、神村学園の試合に注力した。
いずれも高校野球ドットコムの「10強」を占める高校だからである。
この3試合のうちで接戦になったのは仙台育英の試合だけ。
今日の仙台育英打線は柴田の右腕を打ちあぐんだ。
「報知高校野球」の予選展望号には、その右腕は奪三振マシーンのようなピッチャーとある。
仙台育英打線だから三振は少なかったものの、ワンチャンスで2点しか取れなかった。
その2点も相手のミスがきっかけであった。
何でもないファーストゴロをはじいての内野安打だったから仙台育英にはラッキーだった。
続く打者がフォアボールで、ノーアウト1、2塁。
ここで4番の川尻に打たせて、左中間突破の2点タイムリーツーべースで2点を先制した。
バッティングが非力な柴田には、この2点が致命傷となった。
今年の仙台育英は投手力はSランクだが、打力は2年前の山田、斎藤陽、尾形らのチームに比べて弱いことは確かである。
健大高崎は8回コールドの7-0だった。
とはいえ、5回までは糞づまり野球であった。
5回を終わって13残塁たぁ。
得点も4点まではスクイズ、押し出しフォアボールなどタイムリーでのものではなかった。
やはり打線は、箱山、高山らタレント揃いだった旧チームほどではないな。
って、かつてのチームと比較しても詮無いだろうが。
健大高崎の先発投手は1年生の石垣聡であった。
青柳監督は前橋工をかわい子ちゃんと見ていたと思われる。
これにも公立校の凋落が窺える。
神村学園は、エースの早瀬を温存しての余裕を持っての勝利であった。
神村学薗も旧チームの方がバッティングに迫力があったな。
浦和学院を破った滑川総合だったが、選抜ベスト4の浦和実には完敗した。
ジャイアントキリングをした次の試合であっけなく負けるのは高校野球あるあるである。
熱戦となった花咲徳栄-昌平、西日本短大付-福岡大若葉は終盤から観た。
花咲徳栄は1点を追う9回表にツーアウトランナーなしから、エラーで出たランナーが盗塁し、そのランナーをタイムリーで返すという執念を見せた。
が、タイブレークの10回表のバント失敗での併殺があまりにも痛かった。
その裏に3番バッターにサヨナラ満塁ホームランを食らって力尽きた。
これで埼玉大会は一層混沌としてきたな。
選抜ベスト4の浦和実といっても、変則左腕の石戸にはスタミナがないし。
福岡大会の本命・西日本短大付は何とか福岡大若葉を振り切った。
2-0とリードした8回裏に1点を返され、なおもワンアウト満塁で、3番バッターにノーストライク・スリーボールとなった。
ここはエースの中野が踏ん張って見送り三振に打ち取った。
こうなると追いつけないもの。
その後のツーアウト満塁も、9回裏のツーアウト1、2塁でもタイムリーが出なかった。
あんだ、早実の23-0ってのは。
相手が超かわい子ちゃん都立だったから、今日の試合は参考外だな。
このほか、青森山田、花巻東、聖光学院、東洋大姫路、広島商、明徳義塾といった選抜組が勝ち進んだ。
明日は横浜-藤嶺藤沢が注目である。
横浜打線は左バッターの金太郎アメ打線ということで、藤嶺藤沢は変則左腕を先発させると思われる。
横浜はエースの織田が先発ではないか?
いずれにせよ、藤嶺藤沢を甘く見ないことである。
しかし、tvkでの中継がないのがクソハガい。
横浜スタジアムでの試合なのに、どういうことだ?
朝日バーチャルでの中継がなかったら暴れているところである。
それにしても、連日の8時起きはシゴキとしか言い様がない。了