仙台育英、辛勝

 
 プー太郎生活3561日目。

 午前中の試合は仙台育英-東北を最優先した。

 東北のサイドハンドのボールを見て、その速さに驚き、
「これは打てんぞ」と思ったからである。

 実際、6回を終わって仙台育英打線はわずか1安打。

 それでも3回表にセカンドゴロ―エラーがタイムリーとなり、1点を取ったが。

 結果的に、そのエラーが東北には痛かった。

 そのエラーがなかったら番狂わせとなっていたかもしれん。

 3回の1点で逃げ切れるほど甘くはなく、エースの吉川が5回裏に、8番にツーベース、9番にスリーベース、1番にスクイズで逆転された。

 東北のサイドハンドが見事なピッチングを展開していたので、
「仙台育英、敗退」が今日の日記のタイトルになるぁと思った。

 しかし、仙台育英は底力を見せ、7回表に3番からの4連打で再逆転した。

 こういう試合を再逆転できるというのは実力がある証拠である。

 3-2としてから、吉川がその1点を守った。

 仙台育英は分厚い投手陣を持つが、ここはエースに賭けたというわけだ。

 あに? 準決勝の仙台育英の相手は仙台一だと? 

 アベの母校じゃねぇか。

 あの野郎、正規に貸した2万と麻雀で負けた3万を踏み倒しやがってぇ。

 しまった。智弁和歌山の試合を二元中継で観ているんじゃなく、帝京の試合を観戦するべきだったわ。

 帝京が終盤に逆転したことをティップネスに行く前に知った。

 2011年以来の甲子園出場に向けて、こういう試合をものにしたのは大きいと言える。

 智弁和歌山は和歌山工に7-3で勝った。

 エラーから失点したのはらしくなかったが、福元ら左バッターが左腕を打ち込んだ。

 エースの渡辺を温存できたことは、次の事実上の決勝戦と目される市立和歌山戦に向けて好材料である。

 山梨学院も強い。

 さすがは高校野球ドットコムの
「10強」の一角である。

 吉田監督が2年生の剛腕・菰田を大事に育てる意向で、菰田の投球イニングが限定されているのがネックだが。

 明日は午前中に観たい試合の金太郎アメ状態なのがハガい。

 その中でも注目は横浜-平塚学園である。

 早実と東洋大姫路の試合も観てぇ。

 健大高崎と大阪桐蔭の相手はかわい子ちゃんくさいので、ランニングスコアのみを追うことにしたい。

 今日はティップネスで愛犬家のハゲオヤジさんとロッカールームで顔を合わせた。

 
「仙台育英の試合を観てきました」と言ったら、「相手はどこだったのですか?」と聞かれた。

 
「東北高校でした」と答えたら、「へ~、名門対決じゃないですか」と返ってきた。

 かつては、宮城出身の大納言が
「いつものことだよ」と言っていたように、仙台育英-東北は決勝戦で対戦するのが当たり前だった。

 それが準々決勝で顔を合わせたのは、東北が第5シードだったからである。

 それでも東北は歯応えがあった。

 須江監督も肝を冷やしたもいいところだっただろう。

 ハゲオヤジさんには明日の出前を予告した。

 明日どころか、もう7月中はティップネスに行けないかもしれん。

 佐賀はノーマークだった佐賀北が甲子園出場を決めた。

 2007年の佐賀予選でもノーマークだったどうかは全く記憶にあらずだ。

 ティップネスから帰宅して、知りたくもない昨日の選挙結果を弟から電話で聞いた。

 で、ネットで調べて、あらためて吐いた。

 自民党が大敗したと言っても、思ったほどではないではないか。

 しかも、西田のクソ野郎が当選たぁ、蹴ったクソ悪いにも程がある。

 それに加えて、反自民党票が国民民主党とカルト党に流れたというのに吐き気を催した。

 そのことは予想されていたことなので、昨日は選挙特番を1秒たりとて見なかったのである。

 無党派の多くがカルト党に入れただと? 

 ゲンダイが、
「無党派層とか言っても、所詮は気取っているだけで政治レベルが低い」と書いていたのが証明されたわけだ。

 まったく、おぞましい結果としか言い様がない。

 結局、わしが投じた立憲民主党の候補は落選し、比例では共産党が大きく退潮した。

 後者は死に票ではないとはいえ、えれぇ虚しさだ。

 そんななか、ラサール石井氏が当選したというのは一服の清涼剤となった。

 名前があるラサール石井氏が社民党から出ていなかったら、社民党はクソハガいことになっていたであろう。

 さ、明日も8時半起きだ。

 絶叫マシーンになる予感はしていないが…。了

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