強豪が順当勝ち

 
 プー太郎生活3564日目。

 今日の大塚のクリニックの予約を来週に変更してクソ正解。

 キムラ店の予約の日や時間を1度たりとて変えたことがないわしだがな。

 9時から観始めた神村学園-樟南は大熱戦になった。

 昨夏は決勝戦で神村学園が勝っているというが、そんなのは参考にならん。

 今日は神村学園のエース・長瀬の出来が悪く、小田監督は0-2となった3回の途中で見切った。

 樟南の先発のサイドハンドを打ちあぐねていたので、3点リードされたら取り返せないと判断したのであろう。

 結果からすると、それが大正解であった。

 8回に同点に追いつくのがやっとだったからである。

 8回はリリーフした右腕から押し出しフォアボールだったから、神村学園には球運があったと言える。

 結局、試合は延長タイブレークになった。

 10回表、湘南は犠牲フライで1点を勝ち越し、なおもツーアウト2塁。

 ここで神村学園の小田監督はトップバッターを申告敬遠した。

 申告敬遠が裏目に出ることを何度見てきたことか。

 ここでも2番バッターにスライダーをレフトオーバーの2点タイムリーを打たれ、
「やっぱ失敗だったか」と思った。

 3回からリリーフした神村学園の右腕が許した初ヒットがその2点タイムリーとなるのが予選の怖さよ。

 タイブレークでの2点差は何とかなる可能性がまま高いが、3点差となると1人ランナーを出さないとならない。

 そのランナーが出た。

 2番の入來田がフルカウントから内角ギリギリのボールを選んだのである。

 しかし、その一球は好打者の入來田といえど、手が出なかったのではないか。

 続く3番・今岡は内野安打で3-5。

 さらに4番・梶山のファーストゴロのバックホームが悪送球となって、5-5の同点となった。

 その後のビッグチャンスは逃したものの、九死に一生を得たような同点劇であった。

 11回表はお互いのピッチャーが踏ん張って、12回に縺れ込んだ。

 12回表は神村学園の3番手の左腕が凌ぎ、その裏に連続フォアボールで、ついに神村学園がサヨナラ勝ちしたのであった。

 タイブレークに入ってからは、3元中継としていた大阪桐蔭と仙台育英の試合は上の空となっとたわ。

 気がついたら大阪桐蔭-大阪偕星は0-0で推移していた。

 
「報知高校野球」の予選展望号では大阪偕星は準かわい子ちゃん扱いで、ピッチャーには全く触れていなかった。

 が、大阪偕星の右腕が真っ向勝負で大阪桐蔭の打線を抑え、大阪桐蔭で最も頼りになる1番の宮本を申告敬遠するなどして、8回まで0に抑えた。

 一方の大阪桐蔭の先発はプロ注目の森。

 森は昨年より状態が悪いとの話も耳にしていたが、今日は制球が良く、相手打線に付け入る隙を与えなかった。

 それでも延長タイブレークに入ったら、どちらに転ぶか全くわからないだけに、大阪桐蔭としては9回裏に決着をつけたかったところであった。

 その9回裏、2本のヒットと申告敬遠でワンアウトマ満塁の絶好のチャンスを掴んだ。

 ここでムーミンは8番バッターに左の代打を送った。

 そのバッターに1-1からスクイズを敢行。

 見事に決まって、大阪桐蔭がサヨナラで辛勝したのであった。

 満塁だっただけに、わしはスクイズは全く頭になかった。

 それは大阪偕星バッテリーもであろう。

 魅入られたようにバントをしやすいコースに投げてしまった。

 予選は常に落とし穴がある。

 ここまで圧倒的な得点力を誇ってきた大阪桐蔭が無名のピッチャーから1点を取るのにえれぇ苦労したのだから。

 仙台育英-仙台第一は実況だけが耳に入るようにしていた。

 仙台育英の一方的な試合になると予想していたからである。

 実際、コールドゲームになったが、仙台第一は割と善戦したくせぇ。

 もし仙台第一が大金星を挙げたら、アベの借金をチャラにしてやろうと思っていたが、残念だったな、アベ。

 東洋大姫路、明徳義塾も順当勝ちした。

 東洋大姫路の試合を観ていたが、打線が炸裂した感はなかった。

 各打者の調子が今一つということで、岡田監督は送りバントを多用したと思われる。

 明徳義塾は甲子園に出場したら優勝候補の一角に推されるのではないか。

 上位に進むためには、エースの池﨑への比重が高いから2回戦からの登場が望ましいが。
 
 青森の決勝戦は9回の攻防が凄まじかったようだ。

 せめて9回だけでも観るんだったわ。

 岩手は花巻東が代表となったか。

 日刊スポーツの学校紹介の主なОBに菊池雄星と大谷が載るのは南海権左でもわかる。

 西東京では、東海大菅生と日大三が強さを見せてつけて準々決勝に駒を進めた。

 早実は、準々決勝で国士館、準決勝で東海大菅生、決勝で日大三に勝たないと甲子園に行けない。

 これではウルトラの命がいくつあっても足りんて。

 いかん。メジャーや大相撲について書く余裕がねぇ。

 いや、それぞれ一言ずつ言わせろ。

 1点リードの9回裏の守りで、ツーアウト1塁からの申告敬遠は、バッターが大谷であってもあり得ん。

 大相撲はカオス状態で面白いが、優勝は安青錦ではないか? 

 明日もティップネスに行かずの竜だ。

 ティップネスよりも予選の方が重要なんじゃい。

 明日、中村を温存して国士館に負けそうな嫌な予感だ。了

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…。