関東2強が予選を突破
-間違っても初戦で当たるなよ-
 
 プー太郎生活3567日目。
 今日は健大高崎-前橋育英でイった。
 大阪桐蔭の試合もオンにしてたが、その試合は主に音声で経過を追っていた。
 健大高崎-前橋育英は、秋、春とも健大高崎がコールド勝ちしていることと戦力面から健大高崎の圧倒的優勢が伝えられていた。
 ただ、健大高崎にとって前橋育英は天敵。
 これまで予選の決勝戦では4戦4敗。
 健大高崎が200発打線で話題だった2018年も、決勝戦で前橋育英に屈している。
 昨年は準決勝で当たり、9回裏に8点差を追いつかれ、タイブレークで何とか振り切った。
 しかし、それは過去のことで、健大高崎が順当勝ちすると思っていた。
 が、先発の下重が3回表に2番バッターにスリーランを食らい、3点を先行された。
 その2番バッターはベンチ入りに滑り込み、高校生活で初めてのホームランだったという。
 まさにそれが予選の怖さである。
 健大高崎はその裏、ツーアウトランナーなしから加藤のタイムリーと秋山のツーランで追いついた。
 すぐに健大高崎が息を吹き返したものの、その後は前橋育英の先発左腕を打てず、膠着状態が続いた。
 その先発左腕が足を吊ったことで右腕に変わったことは健大高崎には追い風と思われた。
 だが、うまくコーナーに散らされ、得点できず。
 そうなったら石垣を出すしかない。
 佐藤龍月から9回にバトンを受けた石垣は150㎞台を連発し、前橋育英の各打者を寄せつけなかった。
 わしは150㎞台の速球よりもフォームボールの方が効いていたと思うが。
 試合はタイブレークに縺れ込んだ。
 ロシアンルーレットのタイブレークでは、いくら石垣でも0点に抑えるのは至難の業。
 それでも10回表、11回表と、力で前橋育英の各打者を抑え込んだ。
 11回裏はトップの石田から。
 送りバントと思いきや打たせ、初球を左中間にサヨナラタイムリー。
 ただし、初球だったかどうかは定かではない。
 その時は完全にイっていたのでな。
 大阪桐蔭-東大阪大柏原は、昨日の履正社戦の圧勝ぶりからして、大阪桐蔭が勝つものと思い込んでいた。
 ところが、ともにプロ注目の森と中野2失点ずつし、打線は焦りがあったのか、全く振るわず、6回までわずか2安打。
 7回裏に相手投手の乱れと幸運な内野安打で4-4に追いついたものの勝ち越せず、その後も打線は湿ったまま。
 確かに東大阪大柏原の投手陣はコーナーをうまくついていたが、今日は大阪桐蔭打線があかんかった。
 タイブレクークの10回表に2点を勝ち越された時は、「これは負けたな」と思った。
 案の定、その裏は犠牲フライで1点を返すのがやっとで、14年前にも決勝戦で敗れていた東大阪大柏原にまたも苦杯を喫したのであった。
 14年前か…。
 藤浪が2年生エースの時で、6回を終わって4点リードしていたのだが、藤浪のスタミナが切れて降板し、8回に同点にされた。
 最後はノーアウト満塁からサヨナラデッドボールという悲劇的な終わり方をしたのであった。
 今日は各地で大変な試合ばかりだったのか。
 千葉大会もその1つで、大阪桐蔭の試合を観終わってからNHKで観ていた。
 タイブレークの10回表に4点を取られた市立船橋がその裏に5点を取ってサヨナラ勝ちした。
 それには痺れたわ。
 それはそうと、予選の決勝戦と甲子園の決勝戦は、延長、即、タイブレクークというのを変えろよ。
 せめて延長13回からにせんかい。
 横浜-東海大相模は教育テレビでの中継ではなく、tvkでの中継を観ていた。
 その理由については、ここでは申し上げない。
 東海大相模の先発は左腕であった。
 これで横浜は5回戦から4戦連続で左腕をぶつけられることになった。
 そりゃ、そうよ。左バッターの金太郎アメ打線なんだからよ。
 試合は、東海大相模が旧チームから3番を任されている中村がワンアウト1、2塁の場面で、ボールスリーからの織田の速球をフルスイングでライトスタンドに叩き込んだ。
 横浜は去年の決勝戦でも中村に痛打されている。
 その悪夢再びかと思われたが、4回表に奥村頼人のツーランなどで4点を取って逆転した。
 その回の攻撃で膝を打った村田監督の采配は、ワンアウトから前の打席でツーベースを打っている池田に送りバントをさせたことである。
 そのバントが次打者の江坂のライト線への幸運なタイムリーツーベースに結びついた。
 その後、横浜は5回に3点、8回に4点を取り、今日は危なげなく勝った。
 ただ、投手リレーには疑問を感じた。
 織田の降板が早すぎると思ったのである。
 リリーフした右腕の山脇が7回裏のワンアウト1、2塁の場面で左のスラッガーの金村を併殺に打ち取ったものの、そこは左腕の奥村頼人の投入ではなかったか? 
 金村にスリーランを浴びたら1点差に詰められるのだから。
 京都の代表は、昨夏の大会を制した京都国際か。
 選抜大会の優勝校と前年の優勝校がともに出場する大会が面白い大会になることは南海権左でもわかる。
 とはいえ、京都国際はエース左腕・西村への比重が高すぎるから、連覇はほぼムリゲーだと思われる。
 早実を破った国士館は東海大菅生に0-5か。
 ということは、南海権左の三段論法で考えたら、早実は東海大菅生に勝てなかったということである。
 って、いいわい。
 大相撲は琴勝峰が優勝した。
 多賀竜や徳勝龍の優勝ほどの万馬券ではないにせよ、意外極まりない結果である。
 わしは密かに琴勝峰を応援していた。
 師匠が息子の琴櫻ばかりを贔屓にしてブンむくれてると聞いたからである。
 わしも似たような経験があるんじゃい。
 明日は、宮城、兵庫、和歌山などで決勝戦がある。
 仙台育英と智弁和歌山は鉄板だろうが、東洋大姫路-報徳学園はわからん。
 助かるのは、宮城大会の決勝戦のプレーボールが午後3時ということである。
 宮城、兵庫、和歌山の決勝戦の時間が被ったらクソハガいところであった。
 さて、これから録画した「サンデーモーニング」を再生するとするか。
 今日は午前10時から教育テレビが千葉予選を中継したので、NHK将棋トーナメントは放送されなかったのである。
 明日もティップネスに行かないことは書くまでもない。
 7月も会費に負けないだろうと思うが…。了