大会2日目

 
 プー太郎生活3576日目。

 
「おかあさんといっしょ」トラップということで、BS・朝日4Kで見始めた。

 そしたら仙台育英の先頭・田山がいきなりツーベース。

 だから8時から中継しろってんだ。

 そのチャンスは生かせなかったものの、2巡目に鳥取城北の右腕を捉えた。

 初回に148㎞を記録したので打つのはなかなか難しいと思ったが。

 4回表はヒットエンドラン、スクイズを絡めて4点を取った。

 特に大きかったのは、スクイズで2点目を取った後のツーアウト3塁での高田のタイムリーである。

 高田は本来は主軸ということだが、県大会から不調で8番に打順を下げている。

 とはいえ、8番にそういう打者が居るのが仙台育英の強みと言える。

 投げてはエース左腕の吉川が5安打完封。

 3塁を踏ませなかったが、フォアボールが4つというのは気になった。

 鳥取城北は昨年に続いて完封負け。

 昨年は明徳義塾、今年は仙台育英と、籤運が悪いのは確かである。

 この試合では、わしが恐れていたことが起きた。

 仙台育英の川尻と田山が足を吊って途中で退いたのである。

 そういうことが今後も続くと、あいつらが7回制を強行する恰好の口実になってしまう。

 上原浩治氏が言っていたように、クーリングタイムを3回と7回にも入れるべきではないか? 

 第2試合は接戦となり、観ていて面白かった。

 が、継続試合になるのではないのかと思い、6回くらいから何度も時計を見たので落ち着かなかった。

 ったく、あいつら、改悪ばかりしくさって。

 タイブレークの途中で打ち切りになったら目も当てられないところであった。

 継続試合になったら応援団に余計な負担が掛かるのを、あいつらは考えているのか? 

 打者1人か2人だけの継続試合になったとしたら、NHKもアナと解説者の手配とかで吐いたであろう。

 結局、開星が時間切れ寸前でサヨナラ勝ちしたが、今後も時間との睨めっこになる試合が生じるのは自明である。

 第2試合でも開星のトップバッターが8回の打席で足を吊って担架で運ばれた。

 これはもういかんな。7回制導入を覚悟せんと。

 それにしても、野々村監督は枯れたな。

 腹切り発言から15年ともなれば、
「そりゃ、そうよ」だが。

 野々村監督には勝利監督インタビューで笑わせてもらったわ。

 次の相手の仙台育英について聞かれた際、
「相手は大横綱ですから、玉砕してくれたらいいと思います」と言ったのである。

 それって、勝ち目ゼロと思っているということか? 

 確かに、どう見ても仙台育英の方が力は上ではあるが。

 仙台育英-開星といえば、2010年の神試合を思い出す。

 9回裏、1点を追う開星は、ツーアウト1、2塁で、バッターは現阪神のトップ・糸原。

 糸原の打球は左中間に飛び、誰もが仙台育英の逆転サヨナラ勝ちと思った。

 ところが、レフトが奇跡的なダイビングキャッチで試合終了。

 そのレフトはファーストから回った選手であり、外野を1度も守ったことがなかったというのだから、火事場のバカ力だったわけだ。

 ただ、その試合での開星の監督は野々村監督ではなかった。

 その年の選抜大会で腹切り発言をしていたことで監督を辞任していたからである。

 第3試合開始までの時間を持て余すと思いきや、なんだかんだで、あっという間に4時になった。

 金足農の先発ピッチャーが吉田でないことに驚いた。

 そうか。足の故障を抱えていたのか。

 が、金足農の先発左腕に沖縄尚学の各打者が翻弄され、ヒットすら出ず。

 6回の途中で吉田が登板したのは、却って沖縄尚学にはラッキーだったように思った。

 比嘉監督も勝利監督インタビューでそう言っていたのに、
「やはりな」と呟いた。

 実際、7回裏に初ヒットが生まれ、ツーアウト1、3塁からタイムリーで沖縄尚学が先制した。

 吉田が打たれたボールは甘いチェンジアップ。

 解説の長野さんが指摘していたようにカットボーかフォークだったら空振り三振だったかもしれん。

 その1点を14奪三振で末𠮷が守った。

 これは来年のドラフトの目玉になるな。

 第4試合は天理-鳴門。

 両校が80年の大会で対戦していたら…。

 80年の秦、島田らの鳴門渦潮打線は左腕に弱かったので、天理の左腕・川本に抑えられたか? 

 そんな与太話はいいとして、今日の天理-鳴門だ。

 天理が2回表で3-0とした時は、
選抜時より打力がアップしたな」と思ったのだが…。

 やはりエース不在というのは全国大会では厳しかった。

 それと、バッティングも中盤は鳴りを潜めた。

 9回表は1点差を追うツーアウト1、2塁で4番が簡単に初球を打ち上げてしまった。

 鳴門は日刊スポーツもスポニチもCランク。

 今日の試合で、それが節穴であることが証明された。

 鳴門のエースの徳島大会で21イニングで失点が2というのを考慮しないといかんかったな。

 ただ、次の沖縄尚学戦は厳しい試合となろう。

 クソ~、明日の大阪方面の天気予報が雨から変わらん。

 6時~12時の降水確率が100%と知って吐いた。

 しかも、明日だけでなく、今後も雨の日が多いというのがクソハガい。

 2021年の悪夢再びか? 

 わしが勤め人だったら、有給のやり繰りでガッツ星人の最期の時のような混乱状態になっていたところである。

 ともかく、明日も早起きだ。

 早起きが空振りになっても暴れないようにしたい。了
 

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