アメリカの大型ショッピングセンターは、日本のスーパーマーケットやデパートとは、そのスケールも性格も大きく異なります。
まずその立地場所ですが、フリーウェーの出入口や他の幹線道路との交差地点にある場合がほとんどです。アメリカは完全な車社会であり、フリーウェーなど交通機関の発達が著しいのです。
車で訪れる人がほとんどなので、アメリカの大型ショッピングセンターでは駐車場が完備されています。そして、その駐車場の大きさも半端ではありません。
アメリカの大型ショッピングセンターは小売機能だけでなく、サービス機能や娯楽機能も併せ持っています。託児場や映画館、ゲームセンターがないようなところはまずないと言っていいでしょう。アメリカのショッピングセンターでは、消費者は一週間以上の品物をクレジットカードで買うのが一般的です。
そして、そこに訪れるのは休日であり、毎日買い物に行くということはありません。アメリカは物騒なところが多いので、現金を持ち歩かない人が多いことがアメリカでクレジットカードが遍く流通した背景にあります。
日本にはまだこのようなショッピングセンターは少ないです。
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