スペイン、ポルトガル、イタリアといった南ヨーロッパ諸国では昼寝の習慣があります。とくにスペインのシエスタと呼ばれる昼寝の習慣は有名です。
ただし、経済大国の一つになったイタリアでは、近年は昼寝の習慣は影を潜めていますが。中でも経済の中心の北部では昼寝の習慣はほとんど見られません。
スペインの勤労者は、自宅に帰って昼休みを3時間取ります。これは、昼食にたっぷりと時間をかけるのと昼寝をするためです。スペインでは昼食が最も豪華で1時間半ほどかけて取ります。
スペイン料理は地中海の海のサチを使った魚料理が多く、パエリアというご飯に魚介類を混ぜた料理が有名です。また、スペインでは昼食にワインを飲むのが当たり前となっています。この昼食のあと1時間ほどの昼寝をしてから再び職場に向かうのです。
こうした昼寝の習慣から、スペインではラッシュが4回あります。ただし、スペインの電車はあまりダイヤ通りに運転されていないそうです。
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