東京とロサンゼルスの時差は何時間あるのでしょう? これに答えるには、世界標準時線を無視するわけにはいきません。もし世界標準時線を考えずに東京中心の地図を見て単純に計算してしまうと7時間になってしまいますから。
まず、経度何度で1時間の時差があるかを考えましょう。地球1周は360度ですから、それを24時間で割れば、その答えは出ます。つまり、経度15度で1時間の時差があります。それで、15で割り切れる経線に標準時線が発しているのです。
ロンドンのグリニッジ天文台を通る経度0度の線が本初子午線であり、各子午線の基準となっています。そして、この線より東に進むごとに1時間時間が早くなり、西に行くごとに1時間時間が遅くなるのです。
日本の標準時経線は兵庫県の明石市を通る東経135度線ですから、東京は9時間ロンドンより早いということになります。また、都ロサンゼルスの標準時経線は西経120度ですから、ロサンゼルスは8時間ロンドンより時刻が遅いことのです。
よって、東京はロサンゼルスより17時間早いことがわかります。
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