コーランの教え


 
「世界史の実況中継」という参考書に、「かつてあるアメリカの歴史学者が後世に影響を残した人物を数値化したら、ダントツでイスラム教の開祖・マホメットが1位になった」と書いてあった。世界のイスラム教徒の多さなどを考えると、それも頷けるというもの。

 イスラム教徒の行動は、その経典であるコーランによって規定されている。たとえば、イスラム教徒は絶対に豚肉を口にしない。これは、コーランによって豚が不浄の生き物とされているからである。アラビア半島の人々は元来遊牧民であり、定住者の家畜である豚を古来より堕落を象徴する動物として忌み嫌っている。

 また、コーランでは飲酒も禁じられている。サウジアラビアのサッカー界のスーパースター・オワイランが飲酒のかどで、代表チームから永久追放されたほど飲酒は戒められている。ただし、喫煙は許されている。

 そしてコーランでは、少し成長した女性は夫と父親以外には手首および足首から先は見せてはいけないと規定されている。これは女性の魅力によって男性が惑わされないようにするためである。

 イスラム教徒の女性は頭から布を被っている。映画で、モロッコを訪れていたアメリカ人がバスが大きく揺れたため何かをつかもうとして誤ってイスラム教徒の女性の頭巾を取ってしまい、バスに乗り合わせていたモロッコ人にボコボコにされていたシーンがあったほどである。

※そのシーンは、ホリフィールドとレディック・ボウとの試合中に、リングに落下してきたパラシュート野郎が怒った観客に袋叩きにあっていたシーンを彷彿させるものがあった。

 コーランによると、異教徒との闘い、すなわちジハードで死んだ場合は、イスラム教の唯一神・アラーのもとに召されるとされ、イスラム教徒はジハードで喜んで死んでいく。だからこそ、彼らはジハードにおいて人間爆弾になることもいとわないのだ。

 ところで、コーランでは男性は4人まで妻を娶れるとされている。ただし、公平に扱わなければならないことが規定されている。報道によると、ビン・ラディンにも複数の妻がいるらしい。別にうらやましいとは思わないが…。



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